英文英語のコツ 暦の歴史【後編】

Januaryはローマの
門戸神・Janus(ヤヌス）から来ています。
ヤヌスは、神として、
過去と未来を見つめる顔を
二つ持っているそうです。
我々も1月には去年を反省して、
新年の誓いを立てることからも、
1月はヤヌスの月と言えますね。

Februaryは、
浄めをする儀式のFebruaに由来。
Marchは、
ローマの軍神・Marsに由来。
Aprilは、
花開くの意味でもあるaperireから、
Mayは、
ギリシア繁殖の神・Mailから、
Juneは、
ローマの主神ジュピターの妻でもあるJunoから、
取ったと言われています。
ちなみにJunoは、
結婚の女神と言われているため、
6月にはJune brideなるものがあるんですね。

英文英語のコツ 暦の歴史【前編】

ローマ暦では、1年は10ヶ月でした。
その時は、
JanuaryとFebruaryがなかったのです。
それをジュリアス・シーザーなる人物が
2ヶ月を追加して、
1年を12ヶ月にしました。


そして、この勝手な男・ジュリアス・シーザーは
自分の名前を暦に残したいという勝手な想いから、
自分の生まれ月をJuliusにしてしまいました。
これが現在の7月のJulyの語源です。

初代ローマ皇帝・アウグストゥスも同様に、
自分の生まれ月を自分の名前に変更しました。
8月をAugustusとして、
現在のAugustへとつながっていきます。

英文英語のコツ 10月とは

10月になりましたね。
10月はOctoberと言いますが、
ローマ時代の言葉では、octは８を表しました。
ですので、8本足のタコは、
octopusと言いますし、
音楽でオクターブの八度音程は、
octaveと書きますね。
当然これには理由があります。

これに関しては次回に暦の歴史と一緒に
説明しますね。